【コーポレート・アイデンティティ corporate identity】
企業の独自性。社名、会社のロゴマーク、経営理念を簡潔に表現したもの(コピー)から構成される。企業の社会的な価値や存在意義を明らかにし、事業展開をリードしていく重要な手段である。しかしながら、1980年代後半に起こったコーポレート・アイデンティティブームでは、実際に多くの企業が内外の宣伝活動の手段として展開しており、数多くのスローガンやキャッチフレーズが構築された。しかしながら、本質的コーポレション・アイデンティティとは、企業の競争優位の源泉を決めることであり、他の企業と差別化することである。この反省が近年の企業のブランド・アイデンティティ構築につながっている。