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経営用語集

【コパレートガバナンス corporate governance】

 

日本語では企業統治である。企業には様々なステイクホルダーが存在し利害が相反するが、コーポレートガバナンスはこれらの利害を調整し、どのような主体性の下で経営されるかを検討・実現するものである。米国では主の権利が強く、ドイツは労働者のガバナンスが強いといえる。日本は雇用者が尊重されているという点では欧州の企業に近いが、持ち合いが広範に見られ経営者が保護されている。傾向としては経済のグローバル化に伴い米国型のガバナンス前世紀末から今世紀初頭にかけて目標とされてきたが、エンロン事件の反省等から、株主主権が強すぎるガバナンスの問題が指摘されるようになっている。→ステイクホルダー