経営用語集
【ゴミ箱モデル garbage can model】
集団で意思決定を行う場合、完全な合理性に基づいた意思決定がなされることは現実的に難しい。そこで、より現実的な組織意思決定のプロセスを参加者、問題、解、選択機会という4つの要素を用いて表したのがゴミ箱モデルである。参加者によって様々なゴミ（問題と解）がゴミ箱（選択機会）に投げ入れられる。そしてゴミ箱が一杯になった段階でゴミ（問題と解）の投げ入れも終了しゴミ箱（選択機会）はその役目を終える。つまり、ある時期は来た段階でそれまでに提起された問題と解のなかからその時の状況に応じて意思決定がなされる。タイミングや参加者、状況によって意思決定の内容が異なるという考え方
