【事業拡大マトリックス business expansion matrix 】
アンゾフによって提唱された概念であり、縦軸に市場(既存市場、新市場)、横軸に製品(既存製品、新製品)をとり、多角化の方向性をまとめたもの。既存市場に既存製品を投入する場合は、市場に自社製品をどの程度浸透させるかが目的となり、新製品を投入する際には、製品開発が重視される。新市場に対して既存製品を投入する場合は、市場開拓・拡大が主目的となり、新製品の際には、新たな能力が求められる。事業パターンを概念化することで、事業発展の方向性を示したものが事業拡大マトリックスである。