【シナリオ・ライティング scenario writing】
複数の予測と確率を出し、その予測と確率とに基づいて「最も起こりそうな」未来図を描き出すアプローチである。第2次大戦時に、米軍の作戦演習に適用されたのを起源とし、その後、ランドが民間部門へ適用し、ハドソン研究所により政策と経営の両領域で研究と応用が拡大した。SRIのピーター・シュワルツが、ロイヤル・ダッチ・シェルから委託を受けシナリオ・プランニング手法を同社の経営計画に適用した。1970年代に起きた2度の石油危機後の石油価格暴落を的中させ、成果を収めたことから、ビジネス界で注目されるようになった。→技術予測