【 ワークシェアリング work sharing, job sharing】
1人当たりの労働時間を短縮したり仕事の配分方法を見直すなど、雇用の確保・創出を目的として労働者間で労働を分かち合うという考え方。失業率の高まった2002年に、政府や経団連からワークシェアリングの考え方について提唱がなされたが、実際には労働時間の短縮に賃金の低下が伴わない場合には労働コストの総額が増加するため、その効果が発揮されにくい。また、そのような賃金低下を組合や労働者が受け入れにくいことや、その後の雇用問題等があり、わが国においては、さほど実施されてない。